2015年2月3日 16:10
日本初! 細かなターゲティングが可能なDSP「AdNear」上陸 - GPSに頼らない位置情報取得技術が強み
●マイクロアドプラスが手を組んだ「AdNear」とは
東南アジアを中心に、位置情報を活用したモバイル広告配信DSPを提供してきたAdNearが、マイクロアドプラスと戦略的パートナーシップを提携し、日本市場でのビジネスを開始しようとしている。
単なる位置情報に基づいたターゲティング広告ではなく、より細かいターゲットを指定できる上に、その効果測定を商品開発にも活用できるという新しいソリューションの実態とはどのようなものか、両社に聞いた。
○東南アジアで展開するAdNearとマイクロアドプラスが提携
位置情報をビジネスに活用しようという動きは、かなり前からある。GPSを搭載した携帯電話が普及した頃から、ユーザーの現在位置に合わせた情報配信をしようという取り組みはあったし、近年盛り上がっているビッグデータ活用の中にも活用すべきデータとして位置情報が含まれている。しかし、ビジネスに具体的な効果をもたらした事例というのはそれほど多くないのが実情だ。
「これまで位置情報が今ひとつ行かせてこなかったのは、位置情報が単独で存在したからだと感じています」と語るのは、マイクロアドプラス 第1セールスユニット チーフアカウントプランナーとなる角谷佳祐氏だ。