ソニー、肌の状態を解析する「BeautyExplorer」を3月から提供
BeautyExplorerは、手のひらサイズの肌測定機「Skin View Camera」と、肌解析技術「SSKEP(Smart Skin Evaluation Program)」によって、精度の高い肌情報を得られるシステム。Skin View Cameraはソニー製の1,300万画素・CMOSセンサーを搭載し、水分測定と肌撮影を行える。取得したデータをもとに、専用タブレット端末で結果を表示。タブレット端末では、専用の肌解析アプリ「Skin Analyzer」を用いて、肌年齢や水分量などの結果を閲覧可能だ。
CMOSセンサーと、複数の波長光源を組み合わせた光学モジュールを最適に制御することによって、近紫外光から近赤外光の領域まで高感度な撮影を実現した。これにより、肌の表面だけでなく皮下の情報も取得できるようになる。表面と皮下の情報から、肌のキメ・毛穴・シミ・色み・油分、水分などの肌状態を解析する。
SSKEPはクラウド上で運用する。解析精度の向上や解析項目の追加などアップデートを随時行うことで、より性能を高めていくとする。
Skin View CameraのサイズはW38×D108×H53mm、重量は115g。電源は1,240mAhの内蔵バッテリーで、連続で最大110分の使用が可能だ。電源がオフの状態で充電にかかる時間は約2.6時間。
IEEE 802.11b/g/n準拠の無線LANをサポートする。