2015年2月4日 13:03
第2のNestになれるか? 「eero」がスマート無線LANルーターを発表
eeroというサンフランシスコを拠点とするスタートアップが初の製品「eero」の予約受付を開始した。同社の立ち上げには、AppleでiPodチームを率い、その後PalmのCEOになったJon Rubinstein氏や、RokuやNestの製品デザインで知られるFred Bould氏が協力しており、Nest (iPodの生みの親Tony Fadell氏が設立、2014年にGoogleが買収)が登場した時のような注目を集めている。
eeroは、Wi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac)とBluetooth 4.0に対応する家庭用の無線LANルーターだ。室内の雰囲気を壊さないコンパクトで洗練されたデザインになっているが、その中には1GHzのデュアルコアCPU、512MB RAM、1GBのフラッシュストレージを内蔵する。優れた性能を備えており、eeroは「小さなコンピューター」とアピールする。
無線LANルーターというと設定が分かりにくく、大きな家だと電波が届かないエリアや通信速度が遅いエリアができてしまうのがユーザーの悩みだ。eeroはケーブル/DSLモデムと電源ケーブルを接続したら、Bluetooth経由で自動認識されるeeroアプリ(iOS、Android)