JVCケンウッド、ハイレゾ音源に対応した「彩速ナビ」プレミアムモデル
MDV-Z702とMDV-Z702Wは、市販AVナビとして初めてハイレゾ音源の再生に対応したモデル(同社調べ)。旭化成エレクトロニクス製の32bitプレミアムDACを採用しており、USBデバイスやSDカードから、最大192kHz/24bitのハイレゾ音源再生が可能だ。
DSP(Digital Signal Prosessor)によるサウンドチューニング機能として、リスナーの正面にアーティストがいるように音像イメージを形成する「フロントフォーカス」や、ビット拡張や周波数帯域拡張、波形補正などを行う「K2テクノロジー」、走行速度に応じて音質をリアルタイムで自動補正する「Drive Equalizer+」などを搭載する。
ディスプレイは視認性に優れた7V型の「プレミアム・ファインビュー・モニター」で、画素数は800×480だ。また、高速処理が可能な「ジェットレスポンスエンジンIII」を採用。
デュアルコアCPUにより、ナビと動画再生といった負荷の大きい複数の処理もスムーズに実行できる。
ナビゲーション機能では、車の傾きを検知する3Dジャイロセンサーを新搭載。全国主要道路の高低差データをもとにした傾斜データとマッチングさせることで、より高精度な測位を実現している。
Wi-FiやBluetoothに対応しており、スマートフォンなどとワイヤレス接続が可能だ。対応プロファイルはHFP、OPP、PBAP、A2DP、AVRCP、SPP、HIDで、音声コーデックはSBC、AAC、aptXをサポートする。
スマートフォンのテザリング機能を使ってインターネットに接続し、「KENWOOD Drive Info.」を利用できる。KENWOOD Drive Info.では、リアルタイムの渋滞情報や空き駐車場、スポット情報のほか、開通予定道路情報データ、オービスデータなどを得られる。Android搭載端末の場合、ナビ画面でスマートフォンを操作できる「KENWOOD Smartphone Control」にも対応。
外形寸法と重量は、MDV-Z702がW180×D185×H100mm/2,790g、200mmワイドコンソール用のMDV-Z702WがW206×D185×H104mm/2,810g。
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