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マイクロソフトが買収したと話題に! カレンダーアプリ「Sunrise Calendar」の魅力はどこか

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マイクロソフトが買収したと話題に! カレンダーアプリ「Sunrise Calendar」の魅力はどこか
●カレンダーの表示は見やすいのか
予定をスマホ・タブレットで確認や登録を行なうのに使うカレンダーアプリ。OSの純正アプリを使うのも便利だが、GoogleカレンダーやiCloudカレンダーといったサービスや他のアプリと連携してひとつに統合できるカレンダーアプリが人気だ。

そんな中、カレンダーアプリ「Sunrise Calendar」のサンライズ社がマイクロソフト社に1億ドル以上で買収されたと報じられ、「Sunrise Calendar」に注目が集まっている。はたしてどんなアプリなのだろうか?

○情報量が多くても見やすい画面構成

「Sunrise Calendar」はiOS、Android、Google Chromeの拡張機能の3種類、アプリがリリースされ、またWEB上からでも利用することができるカレンダーだ。また、iOS版はApp Storeで「Essential(必須アプリ)」にも選ばれており、カレンダーアプリとしての評価も高い。

この「Sunrise Calendar」のメイン画面は、上半分がシームレスな月間カレンダーで下半分はイベントリストがタイムライン状に表示されている。月間カレンダー・イベントリストどちらも上下にスクロールさせることで前後の日付に移動させる仕組みだ。月間カレンダーとイベントリストの境界を上下にフリックさせると、月間カレンダーとイベントリストの縦幅を変えることも可能。


また、月間カレンダーの任意の日を指定してから画面右上の1×3ボタンをタップすると、指定した日とその前日・翌日の日ごとのスケジュールが表示される。

メイン画面のイベントリストでは入力した予定はもちろん、連携したアプリのタスクやリマインダーも表示され、さらに当日と翌日の午前・午後・夜の天気と気温もアイコンで表示。カレンダーからイベント、タスク、天気と、1画面の情報量が多いにもかかわらずスマホの限られた画面内において分かりやすく表示されているのが長所だ。

●様々なアプリやサービスと連携は?
○数多くのスケジュール系アプリ・サービスと連携可能

この「Sunrise Calendar」、見やすい画面の他に連携できるアプリやサービスの多いのが特徴。実際にiOS版やAndroid版をインストールして初期設定してみると、「アカウントの追加」で連携設定を行なうことになるが、GoogleカレンダーやiCloudカレンダー、Exchangeと主要なカレンダーサービスと連携ができる。アプリの連携に関しても、TwitterやFoursquare、LinkedIn、GitHubや様々なイベント・タスク関連のアプリが連携先として登場している。多くのカレンダーアプリのようにFacebookと連携してイベントや誕生日を表示できるのはもちろん、たとえばEvernoteと連携すればリマインダーの内容を読み込んで、「Sunrise Calendar」上で表示させるという使い方も可能だ。

個々のカレンダーサービスやスケジュール系機能を備えたアプリは便利なものの、いろいろとインストールしているとサービスやアプリをひとつひとつチェックするのが面倒だろう。
「Sunrise Calendar」をインストールして使っているアプリやサービスと連携させておけば、スケジュールの確認が「Sunrise Calendar」上でと一本化できる。

●カスタマイズ性は高いのか?
○宗教やスポーツの日程も追加できる「おもしろカレンダー」

祝日は国ごとに違い、カレンダーサービスでは様々な国の祝日が設定できるようになっているが、「Sunrise Calendar」には国ごとの祝日以外にプロスポーツの日程や宗教行事など様々なスケジュールをカレンダーに織り込むことができる「おもしろカレンダー」機能が用意されている。

使うには初期設定または設定画面から「おもしろカレンダー」を選び、追加したいものをチェックを入れていくだけ。例えばJリーグの場合、「スポーツ」内の「J-League Division1」を選んで試合日程が知りたいチームにチェックを入れていく。すると、カレンダー上に試合日程が表示される。

宗教によっては国の祝日とは別に重要な日や行事があるが、そういうのも祝日の設定でチェックを入れることで対応可能だ。また、ムーンフェイズや週番号といったものや、特定の企業の株主総会や年次報告書のスケジュールも設定できるようになっている。自分のスタイルや関心に応じて細かくカスタマイズできるのもこのアプリの魅力だろう。


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カレンダー機能そのものの作りはもちろん、様々なカレンダーやアプリのスケジュール情報を一元化してアプリ上で分かりやすくチェックできる点で便利な「Sunrise Calendar」。

マイクロソフト社では現在、OfficeやOutlookにおけるモバイル利用やクラウド利用で試行錯誤している中、「Sunrise Calendar」のようにiOSやAndroid、クラウドと様々なプラットフォームで展開しているアプリは魅力的だろう。加えて、「Sunrise Calendar」のモバイルアプリでは、多くの情報を見やすく表示している画面レイアウトやシンプルで直感的な操作のユーザーインターフェースを実現している。

マイクロソフト社がサンライズ社を買収したことで、マルチプラットフォームにおけるアプリ展開はどう進化していくのだろうか? これからが期待されるところである。

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