2015年2月6日 16:49
小学生のスマホ率は6人に1人 - 親が持たせたい子ども向けスマホはau「miraie」が首位に
今や大人はもちろん、中高生にも広く普及しているスマートフォン。それでは、小学生へのスマートフォンの普及は、どの程度進んでいるのだろうか。
ICT総研は1月30日、小学生のスマートフォン利用実態調査の結果を公表した。同調査によれば、携帯電話・スマートフォンを持っている小学生はおよそ3人に1人で、親が持たせたい子ども向けスマートフォンの首位はKDDI(au)の「miraie」という結果になった。本稿では、同調査結果の詳細を紹介するとともに、"子ども向けスマートフォン"の特徴や今後の展望について考察していきたい。
○小学生の携帯電話利用はおよそ3人に1人
ICT総研の今回の調査は、年々拡大する小学生のスマートフォン市場にスポットを当て、利用実態を明らかにするために行われた。調査対象は小学生の子どもを持つ親4,000人で、期間は1月24から26日まで。
まず、子どもに携帯電話やスマートフォンを持たせているかを尋ねたところ、「従来型携帯電話(ガラケー)を利用させている」とした回答者は全体の27.2%、「スマートフォンを利用させている」とした回答者は5.6%で、合計は32.8%。
およそ3人に1人が携帯電話を持たせており、そのうち6人に1人がスマートフォンという結果になった。