千葉雄大、初ミュージカル「挑戦してみたかった」 『ポーの一族』アラン役
俳優の千葉雄大が、明日海りお主演のミュージカル・ゴシック『ポーの一族』に出演することが16日、明らかになった。
同作は萩尾望都により1972年に発表されて以来、幅広い層に熱い支持を受ける名作のミュージカル化作。吸血鬼バンパネラ伝説を題材に、少年の姿のまま永遠の時を生きる主人公エドガーと、バンパネラ一族に加えられた孤独な少年アランを中心に描かれた物語で、2018年には、宝塚歌劇花組にて舞台初演され大好評を博した。同じく脚本・演出を小池修一郎が手がけ、より演劇的なアプローチで新たに生まれ変わる。
アラン役に決定した千葉は、小池に大きな期待を寄せられ、初ミュージカルに挑戦。2021年1月に大阪・梅田芸術劇場メインホール、2月に東京国際フォーラムホールCにて上演を予定している。
○小池修一郎 コメント
宝塚歌劇入団前に夢見た『ポーの一族』のミュージカル化。偶然萩尾望都先生にお会いした時に上演許可を求めてから33年後にやっと実現させました。
明日海りおのエドガーは、萩尾先生に「待った甲斐があった」と言わしむる『極上の美、永遠の命』を体現してくれました。 以来、明日海エドガーの復活は、私と萩尾先生共通の願いとなり、そして明日海自身もそう願ってくれていることが判りました。