カメレオン俳優ジョニー・デップが生み出す名キャラの共通点とは?
シリアスな役柄からエキセントリックな役まで、華麗なまでに演じ分けるジョニー・デップ。彼を一躍有名にした『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキャプテン・ジャック・スパロウは、自由を好み、プライドが高く、女好きだがすぐ振られ、危険が迫れば一目散に逃げてしまうという奇想天外なキャラを名演。その後、『チャーリーとチョコレート工場』の白肌に甲高い声が特徴の変人、ウィリー・ウォンカというキャラに恵まれ、『アリス・イン・ワンダーランド』では、多重人格でイカれているマッド・ハッター、『ダーク・シャドウ』では、なりたくもないヴァンパイアにされるバーナバス・コリンズと、見事なカメレオン俳優ぶり発揮してきた。
そんな過去の人気キャラクターには、共通点がある。
それは、「ドジ」「臆病」「愛嬌」。『ジュラシック・パーク』『スパイダーマン』などの脚本を手がけ、監督としては『シークレット ウィンドウ』でもジョニー・デップとタッグを組んだデヴィッド・コープは、「ジョニーにドジで臆病だが愛嬌のあるキャラクターを演じさせたら右に出るものはいないよ」と語る。
デヴィッド・コープはまた、「人々は彼を『エキセントリックな役を好み、変人を演じるのを好むと』いうけれど、彼は一瞬たりともそんな事は考えていないだろうね。ジョニーはそういう役に敬意を持って、リアルな人間として創りあげる事ができる唯一の俳優なんだ」といい、「ここ15年から20年で、彼はこういう役を自分のものとして確立したように見える」と分析。続けて、「まぁ実際奇妙だからね(笑)」と彼の過去のキャラクターを振り返る。
『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』でジョニー・デップが演じる、超ナルシストでインチキくさいセレブのちょびヒゲ美術商、チャーリー・モルデカイも、「ドジ」「臆病」「愛嬌」が当てはまるキャラクター。美術の知識を武器に怪しい美術品を売りつけては浪費にいそしむ、借金まみれのセレブで、口ひげをこよなく愛する。さらに、プライドが高く頑固で、美的センスに自信を持ち、人をからかって楽しんでいるが、危険が迫ると真っ先に逃げる臆病者。
この新キャラは、まさに当たり役になりそうだ。
(C)2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
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