2015年2月9日 09:23
IoT事業と同規模に育ちつつある"Intelのマカフィー" - Security Connected戦略とは
●IoT事業に並んだインテルセキュリティの事業規模
マカフィーは2月6日、都内で2015年の事業戦略説明会を開催した。昨年の事業を総括するとともに、セキュリティ市場のトレンドを語り、今後の展望を説明した。
同社代表取締役社長のジャン・クロード・ブロイド氏は、「2014年は(同社が属する)インテルにとって記録的な年であった」と言及し、昨年の事業の総括をスタートした。
コンシューマー事業においては、100社以上のISPパートナーとの協業、出荷される70%のPCにプリインストールされている。さらに、モバイルデバイスでは、ドコモ、ソフトバンク、KDDIとのパートナーシップによって、マーケットリーダーとしての地位をゆるぎないものにした。
ちなみにインテルは、PC、サーバー、タブレット、電話向け製品で過去最高の出荷数量を達成。さらにIoT事業については前年比19%増で、金額として20億ドルを突破するなど、その好調を決算で発表している。
そんな中、インテルセキュリティグループとしてのマカフィーの年間売り上げは23億ドルとなった。
つまり、IoT事業とセキュリティ事業が拮抗する規模のビジネスになりつつある。