2015年2月9日 16:00
全ての企業がデジタル企業へと変貌 - 米Accentureの技術トレンド予測
SNSやモバイル、BI、クラウドなどは、ここ数年の技術トレンド。だが、依然として導入の初期段階というあなたの会社は、IT戦略の速度を上げた方が良いかもしれない。
世界的なコンサルティング会社 米Accentureによると、2015年はこれらを活用して「どう差別化に繋げるか」にフォーカスが移っているという。Accentureが年に一度発表する技術トレンド予測では、"Me"(自社)に代わって"We"(全体)の感覚が重要だと強調している。
これまでデジタル技術を使って自社の変革を図ってきた企業が、現在ではデジタルの力を使って業界全体の専門知識を活用したり、他の企業や業界との連携を図ったり、顧客とデジタルで関係を深めるなど、これまでの境界線を拡大しているという。
同社が2000人以上のITおよび事業担当幹部を対象に行った調査によると、5人中4人が「プラットフォームが、業界全体が相互接続されたエコシステムへとその形を変えつつあり、将来業界の境界線が薄くなるだろう」と見ていることがわかった。
ほかに、6割は「自社の業界内で新しい提携を行う計画がある」と述べ、「デジタル上の提携を業界外に拡大する計画がある」