「eコマース革命」発表から1年余、ヤフーが描くEコマースの今後
2015年2月24日、マイナビでは「ECビジネスの最新事例から学ぶ!デジタルマーケティング戦略セミナー」を開催する。スマートフォンをはじめとするデバイスが普及・進化しつつある中、企業が生き残っていくために重要なことは何か、今、何に取り組むべきかなどが、具体的な事例も交えて紹介される予定だ。マーケティングや企画部門だけでなく、それらを支えるシステム管理部門の方、また、EC事業だけではなくリアル事業(営業、店舗など)でのオムニチャネル戦略に関心をお持ちの方にも、ぜひご参加いただきたい。
本稿では、セミナーでオムニチャネル戦略について語るTIS株式会社の秋野隆氏と共に、基調講演として登壇予定のヤフー株式会社 ショッピングカンパニー営業本部 本部長 畑中基氏を訪ね、当日の講演概要やYahoo!ショッピングの現在、Eコマースの今後の展望などを伺った。
○Eコマースの伸び代は、まだまだ大きい
「セミナーでは日本のEコマース代表のお一人として、ヤフーさんがご登壇されるわけですが、ここ最近の市場の変化についてはどう捉えられていますか?」
秋野氏のこの質問から、取材は始まった。
「この10~20年の間で、オンラインショッピングは『普通のこと』になりました。