Google、ChromeにおけるSPDYサポート終了を発表
SPDYおよびNPNはそれぞれHTTP/2およびALPNへ置き換わることになる。GoogleはChrome 40以降、HTTP/2のサポートを徐々に広げていくとしており、今後の通信をHTTP/2へ移行させたいとしている。Google Chromeチームはサーバの開発者に対してHTTP/2およびALPNへの移行を強く推奨している。
GoogleはChrome 6の時代からSPDYと呼ばれる独自プロトコルをサポートしてきた。SPDYはHTTP/1.1が抱えているパフォーマンス上の課題を解決するために開発されたプロトコル。後にHTTP/2プロトコルの基盤技術として利用され、すでにSPDYで導入された多くの機能はHTTP/2で実現されるようになっている。
GoogleはSPDYはその役目を終えつつあるとしており、標準化が進められている「HTTP/2」への一本化を進めている。