2015年2月13日 16:26
2014年第4四半期の国内PC出荷数は前年同期比32.5%減、XP特需の反動で
IDC Japanは12日、2014年第4四半期(10月~12月)および2014年年間(1月~12月)における、国内クライアントPC市場出荷実績値を発表した。
2014年年間(1月~12月)のPC出荷位台数は、家庭向け市場が600万台で前年比2.4%増、ビジネス市場が939万台で同3.8%減となり、合計出荷台数は1,539万台、同1.5%減という結果となった。家庭向けはタブレットの影響が軽減し、プラス成長へ転じた。一方、ビジネス市場は第2四半期ほどまで続いたWindows XPサポート終了に伴う買い替え特需の反動が響いたとする。
2014年第4四半期(10月~12月)の出荷台数は、ビジネス市場が163万台で前年同期比41.1%減、家庭向け市場は130万台で同17.5%減となり、合計出荷台数は293万台、同32.5%減となった。これについて同社は「家庭市場は円安が影響し、ビジネス市場はWindows XPサポート終了の特需の反動が響いた」と分析する。
2014年第4四半期(10月~12月)の上位5位までのベンダーシェアは、1位がNECレノボグループ(26.7%)、2位が富士通(18.8%)