くらし情報『2016年、スマホ広告が国内ネット広告市場過半数に - スマホ広告市場調査』

2015年2月19日 12:30

2016年、スマホ広告が国内ネット広告市場過半数に - スマホ広告市場調査

2016年、スマホ広告が国内ネット広告市場過半数に - スマホ広告市場調査
サイバーエージェントの連結子会社となるCyberZは2月18日、シード・プランニングと共同で、「2015年スマートフォン広告市場動向調査」を行い、その結果を発表した。

これによると2014年の市場は、前年予想時の2304億円を大きく上回る3008億円(対前年比162%)を記録。スマートフォン(スマホ)の特性を活かした広告媒体や広告フォーマットの登場などスマホ向け広告商品の多様化が進み、広告主のスマホを利用したプロモーション環境は大きく改善されたという。

○ディスプレイ広告が市場の成長を押し上げる

広告商品別の市場規模では、検索連動型広告市場が1200億円(前年比140%)で、ディスプレイ広告市場が1648億円(前年比193%)、成果報酬型広告市場が160億円(前年比109%)。市場規模全体に占めるディスプレイ広告の構成比が初めて過半数を突破し、市場拡大をけん引する結果となった。

○スマホ向けネイティブ広告は今後も拡大傾向

同調査によると、ネイティブ広告は、ディスプレイ広告に次ぐ新しいスマホ広告の提供形態として今後も普及が見込まれ、2015年には大手事業者の参入も予想されることなどから出稿ニーズの急速な拡大が予想されるという。

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