米Qualcomm、Cortex-A72搭載の新SoC「Snapdragon 620 / 618」発表
Cortex-A72は、64bitアーテキクチャの2世代目のプロセッサ。最大2.5GHzで駆動し、従来のCortex-A15比で、性能は3.5倍に向上し、消費電力は25%削減されるという。
Snapdragon 620では4コアのCortex-A72(1.8GHz)と、同じく4コアのCortex-A53(1.2GHz)を採用するbig.LITTLE構成。Snapdragon 618でも同様に、2コアのCortex A72(1.8GHz)と、4コアのCortex-A53(1.2GHz)を採用する。いずれも、4K動画の撮影やHEVCハードウェアエンコーディングなど、既に発表済みとなる800シリーズの機能を、600シリーズとして初めて備え、Qualcommの急速充電技術「Quick Charge 2.0」も搭載する。
「Snapdragon 425」および「Snapdragon 415」は、400番台で初めてオクタコアを備えたモデル。
CPUはオクタコアのCortex A53を採用している。
Snapdragon 620 / 618 / 425の搭載デバイスは2015年後半に、Snapdragon 415の搭載デバイスは2015年前半に登場する見込み。