2015年2月20日 13:20
キーワードは「統合」 - シーメンスPLMが産業機械業界向け事業戦略を発表
シーメンスPLMは2月19日、マシナリー・インダストリー シニアディレクターのラフール・ガーグ氏が来日し、産業機械業界に向けた事業戦略に関する記者説明会を実施した。
ガーグ氏によれば、電話をはじめとするさまざまなデバイスがインターネットに接続するようになるなど、社会のIoT化が進む中で、産業機械もこれに大きな影響を受けることになる。産業機械にもIoT、クラウド、ロボティックス、3Dプリンタ、ナレッジオートメーションなどの技術が搭載されようになるという。
こうしたテクノロジーを生かして事業を変革していくために、ガーグ氏が重要として挙げたのは「Ideation:設計」「Realization:製造」「Utilization:運用」の3点。つまり製品の構想から運用までを包括的に捉える必要がある。それを実現するシステムとしてシーメンスPLMが提唱しているのが「Smart Innovation Platform」だ。
「Smart Innovation Platform」は「Engaged User」「Intelligent Model」「Realized Products」「Sustainable System」