吉本興業、直営劇場の収容率を11月より最大80%へ「大きな一歩を踏み出します」
吉本興業は6日、政府が9月19日から新型コロナウイルス感染拡大防止のためのイベント等の収容人数の制限を緩和したことを受け、全国直営14劇場と主催公演の観客の収容率について、徹底した感染予防対策を維持しつつ、政府の方針に則り、11月1日から11月末日まで80%~50%とする方針を決めたと発表した。
新たな収容率を設定するにあたり、医療及び感染症の専門家の意見を聞きながら、各劇場の設備状況などを踏まえ、各劇場で適切な感染予防対策がとれる率を決めたという。
同社は「今回のコロナ禍で『ニューノーマル』という言葉が生まれました。新しい常識、状況という意味です。お客様、出演するタレント、スタッフの安全を守りながら、『ニューノーマル』な劇場運営をしていくこと。それは『元通り』にすることではなく、あらゆる不安、疑問に一つひとつ応えながら、お客様と劇場の『関係』を再構築し、柔軟に対応していくことだと考えます。吉本興業は、エンターテインメントの力を信じて、大きな一歩を踏み出します」とコメント。
「吉本興業では今後も、感染状況を注視しながら、感染予防対策を徹底し、お客様に安心して劇場にお越しいただけるよう努めてまいりますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」