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Night Ravens 木原瑠生・矢代卓也・宮内伊織、「ツイステ」主題歌広がりに驚き

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Night Ravens 木原瑠生・矢代卓也・宮内伊織、「ツイステ」主題歌広がりに驚き

今、大人気のスマートフォンゲーム『ディズニーツイステッドワンダーランド』。ディズニー作品に登場するディズニー・ヴィランズの魅力にインスパイアされたキャラクターたちがリズムとバトルで織りなす学園アドベンチャーゲームで、2020年3月に配信開始するやいなや人気を集め、Twitterでもトレンドを席巻している。

その主題歌「Piece of my world」を歌うのが、スペシャルユニット・Night Ravensだ。ソニー・ミュージックエンタテインメントが手掛ける個性派演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」の派生ダンスヴォーカルユニット「銀河団」と、宮城県仙台市を拠点に活動する“早朝ライブ”が話題のボーイズグループ「TEAM ZENRYOKU」からなるユニットで、ゲームの劇版を担当する尾澤拓実が詞・曲・編曲を行った同曲は、ゲーム内やCMに使用され大きな話題を呼んでいる。今回は、Night Ravensの木原瑠生、矢代卓也、宮内伊織にインタビューし、「ツイステ」の魅力や曲の魅力について話を聞いた。

○■楽しみとプレッシャーが大きかった

――今回はNight Ravensから3人に登場いただきましたが、最初にぜひ自己紹介をしていただければ幸いです。

矢代:Night Ravensと銀河団from劇団番町ボーイズ☆で活動している矢代卓也と申します。Night Ravensの中では、天然、不思議キャラと言われることが多いです。


木原:Night Ravensと銀河団でメインボーカルを務めている木原瑠生です。僕はTEAM ZENRYOKUのメンバーのことも知っているので、Night Ravens全体のバランスを見ています。

宮内:Night Ravensと銀河団で活動させてもらってます、宮内伊織です。僕はお料理が得意なことと、みんなに気軽にいじってもらえることが売りでやっています。

矢代:料理は、誇っていいくらいのレベルなんです!

宮内:その二本柱でやらせてもらっています(笑)。

――今回、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』の主題歌を担当すると聞いたときはどんな気持ちでしたか?

木原:最初「ディズニーのゲームアプリの主題歌」と伺って、インパクトが大きかったです。矢代:ディズニーのことは、誰もが知ってるもんね。

木原:楽しみでありつつプレッシャーもあり、「どういう反応をいただくのかな」と考えながらレコーディング、プリプロ、振り付けと段階を踏んでいきました。
ゲームの配信が始まってから主題歌の情報が発表されたので、それまでCMやゲームで歌に触れていた方は、ボイスキャストの方々が歌っていると思っていたんじゃないかな、と思ったり。僕たちとしては「大丈夫かなあ」と心配な部分もあったんですけど、いざNight Ravensの情報が出た時に皆さんが受け入れてくださったことが嬉しかったです。

矢代:僕らも今、歌番組に出演させていただくこともあるんですけど、皆さんがあたたかく受け止めてくださって、とても張り切ってパフォーマンスをしています。

宮内:ゲームのファンの方も、僕たちのことを知らないからこそ「どんな子たちなんだろう?」と興味を持ってくださったりして。気を引き締めてがんばらないといけないと思いました。

――先日、Twitterの「ツイステ」公式アカウントで投稿されたCMの動画が20万RTされているのを見て、桁を見間違えたかと思って驚きました。そんなCMでも主題歌が印象的に流れていますが、反響や注目を実感するところはありますか?

木原:僕たちも実際にそういう数字を見て、「それだけの人が見てくださってるんだ」と驚きました。このご時世でなかなかライブもできないし、パフォーマンスを見ていただく機会が少なくなっている中で、ありがたいですし、びっくりしています。

○■「ツイステ」魅力は?

――ゲームのこともぜひ伺いたいです。皆さんもそれぞれに「ツイステ」を楽しまれているそうですが、好きなキャラクターはいますか?

矢代:ポムフィーレ寮のエペル・フェルミエが好きです。最初にそれぞれの寮の紹介を見た時に「独自の美意識を持つ生徒が多い」という言葉に惹かれ、中でもエペルが魅力的に感じたので、この子の手を取ろうと思いました。劇団の先輩の(糸川)耀士郎さんがボイスキャストを務めているルークとも迷ったんですけど、めちゃくちゃ悩んでからエペルを選んだために愛着が湧いて、「この子を育てていく」という感覚が芽生えました。

木原:僕はイグニハイド寮のイデア。身長が高くてかっこいいのに、オタク気質なところが刺さりました。ちょっと周りを見下す感じのギャップも好きなんです(笑)。それから耀士郎さんと先日ABEMA TVの特別番組『ディズニーツイステッドワンダーランド チャンネル』で共演した時に、耀士郎さんが僕のわからない「ツイステ」の用語を話していて、「そこまで追いつけていない」と悔しかったです(笑)。
収録の中でもなく、普通に話しているところで出てきた言葉だったので、余計に「かっこいいな」と思いました。僕もこれからもっと勉強します。

宮内:僕は最初にビジュアルを見た時、マレウスの見た目がどストライクでかっこいいなと思っていたんですけど、ゲームをやっていくうちに、リドルやデュースのSSRなどハーツラビュル寮のカードが集まってきて、そっちに肩入れするようになっちゃって……。「”推し変”ってこういうことなのかな?」と思うくらいです。後からマレウスくんが出てきたら「どうなっているんだ」と言われるかもしれないけど、リドルくんがずっと自分に寄り添って戦ってくれているので……気持ちが入ってしまって。

木原:メインストーリー1章のストーリーも、切なかったもんね。

矢代:わかる!

木原:僕は電車でプレイしていたんですけど、クライマックスで気持ちが昂って、うるうるしてしまったのを覚えてます。ああいう過去があったから、今のリドルがいるんだなと思いました。


――バトルの話も出てきましたが、頼りにしている、育てているというカードはありますか?

矢代:最初にバトルをした時に、ランダムで出てくるサポートカードで、めっちゃ強いリドルのSSRの人が現れて、その人のリドルと一緒に戦ったら、全勝したんです。その人のリドルが強すぎて、リドルが強いという印象を持ちました。

宮内:強いよ!

矢代:あとはデュースのSSRを持っているので、必死に育てています。

宮内:僕のリドルくんはグルーヴィーも完了して魔法レベルも上げているので、フレンドになれば、めちゃくちゃ活躍するよ!

矢代:本当に!? ありがとう(笑)

宮内:ぜひぜひ相棒にさせてください(笑)

木原:今、フレンドになるの!?(笑)

――今まではフレンドじゃなかったんですね。

木原:意外と(笑)。メンバーの中では、よし(織部典成)が強いです。僕はその時々に新しく手に入ったカードを育てています。最近だと、期間限定イベント「 星に願いを ~Dance and Wishes~」のデュースを成長させています。
○■主題歌がさらに広がる展開に

――今はメインストーリー5章が配信されている中で、作中の世界でも「Piece of my world」が人気だとわかったり、もちろんOPでも使用されていたりと、ゲーム内での曲の広がりについてはどういう風にとらえられていますか?

木原:5章が始まるまでは僕たちが歌っていた「Piece of my world」だけど、また新しい形でゲーム内で届けられると聞いて、びっくりしたし、すごく楽しみでした。ただ、まだバトルに勝てていないので……早く5章まで進めたいです(笑)。僕たちはダンスでフォーメーションを組んだりした「Piece of my world」のパフォーマンスを披露するけど、アレンジが違ったり、ファンの皆さんが望んでいたボイスキャストの方々の歌声が聞けたりと、別のバージョンも広がって、全部で楽しんでいただきたいです。

矢代:僕はプロローグのOP映像の時点で、主題歌も流れてすごくびっくりしました。先が気になりすぎてストーリーを進めたい気持ちもあったけど、スキップせずに感動しながら見ました。こんなすごいクオリティで人気のあるゲームに、Night Ravensという形で携われることが嬉しいと、改めて思いました。

宮内:自分たちの歌声を、プロローグという物語の基盤で出していただいただけでも嬉しかったんですが、さらに物語の舞台となっているナイトレイブンカレッジの生徒にも個性があって、葛藤や思いがあったりする中で、ボイスキャストの方が「Piece of my world」を歌ってくださって。それがまた還元されて新たな思いになって、いろいろな人につながっていくのだと思うと嬉しいです。


――「Piece of my world」の中で好きな歌詞やパートはありますか?

矢代:僕は間奏がすごく好きです。s**t kingzのNOPPOさんに振り付けをしていただいたんですが、こんなの初めてというくらい、すんなり振りが入ってきました。2〜3回踊っただけで入ってくるのは、歌詞や音に振りがハマってるからなのかなと思いました。いろいろな方に支えていただけるのを糧に、どんどん僕たち自身もスキルアップして、作品を作らなきゃいけないと思いました。

木原:僕自身は、好きなアーティストの方の曲を聞く時にも、気分によって好きな歌詞や共感するところが変わるので、「Piece of my world」も「どこも好き」という感じになっちゃうんですよね。なかなかふだん生活している中では抱かない感情で、ヴィランズの気持ちが象徴されているようなところが好きです。あとは、サビの「かまわないよ ちょっと 悪いくらいがいいじゃない」という歌詞の、ギラギラしているところが、今の僕に刺さってきます。僕は真面目と言われることが多いけど、ちょっと悪い部分にも憧れるし、そこをパフォーマンスで表現できるのが、Night Ravensならではですね。

宮内:僕は「闇の中 見せてあげるよ」とか、全体的にダークな世界に誘うような歌詞が多いところが好きです。サビの「刺激は僕であるためのピース」も、他者から見たら阻害されやすい、「この人クセがあるんだな」と思われるような部分、自分の刺激的なアイディンティティみたいなものを表していると思うんですけど、誰だってそういうところを持っているだろうし。自分で理解した上で、他の人達のそういう部分にも寛容なところが、ある意味平和的だと思っていて、そんな価値観が共有できたら、お互いの違う部分を許容できるんじゃないかなと思いました。

――それでは、最後にぜひ今後の活動への思いも教えていただけたら。

木原:『ディズニー ツイステッドワンダーランド』のNight Ravensというアーティストとしてこれからもぜひたくさん「Piece of my world」を披露していきたいです。それから、銀河団とTEAM ZENRYOKUという2つのグループでもあるので、合同のライブを行うことも一つの目標です。これからも、ツイステを盛り上げて活動を行っていけたらと思います。

■Night Ravens
ソニーミュージックが手掛ける個性派演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」の派生ダンスヴォーカルユニット「銀河団」と、宮城県仙台市を拠点に活動する“早朝ライブ”が話題のボーイズグループ「TEAM ZENRYOKU」からなるスペシャルユニット。
・木原瑠生:1998年9月15日生まれ、東京都出身。主な出演作に『魔進戦隊キラメイジャー』(放送中)、Live Musical(SHOW BY ROCK!!』(17年〜18年)、『イケメン戦国 THE STAGE』(19年)など。
・矢代卓也:1999年7月9日生まれ、千葉県出身。主な出演作にミュージカル『テニスの王子様』 3rdシーズン(16年〜)、舞台『アルカナ・ファミリア Episode4』 (18年)、舞台『夢幻泡影~夢~」(19年)など。・宮内伊織: 1997.6.12生まれ、京都府出身。主な出演作に劇団番町ボーイズ☆NEXT 第1回公演「壬生狼ヤングゼネレーション」(19年)、関西テレビ「新・ミナミの帝王」シリーズ18作「バイトテロの誘惑」(20年)など。

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