くらし情報『キーサイト、BERT用の調整可能なISI機能オプションを発表』

2015年2月24日 12:46

キーサイト、BERT用の調整可能なISI機能オプションを発表

キーサイト、BERT用の調整可能なISI機能オプションを発表
Keysight Technologiesの日本法人であるキーサイト・テクノロジーは2月23日、高性能BERT「J-BERT M8020A」用の調整可能な符号間干渉(Internal Symbol Interference:ISI)機能オプションを発表した。

次世代デジタルデザインの特性評価では、データレートが増加し続けるにつれて、トランスミッタとレシーバ間のチャネル損失の影響を考慮することが、一層重要になっている。チャネル損失は、信号経路内のプリント基板トレース、コネクタ、ケーブルが原因となり、このチャネル損失によりISIが発生する。ISIの影響は、チャネルの材料と寸法、データレート、ビットパターンによって異なる。一般的な高速デジタルレシーバはトータルジッタを特定量許容するように仕様化されており、この中にはチャネル損失に起因するISIも含まれている。そのため、レシーバの特性評価とコンプライアンステストの際に、規定量のISIを発生させるチャネル損失をエミュレートする必要がある。従来は外部トレースボードを使用してエミュレートしていたが、外部配線や切り替えが必要となるため、セットアップに手間と時間がかかり、テストが複雑になっていた。

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