くらし情報『狙われる企業、ボーダレス化が進むサイバー攻撃 - トレンドマイクロ2014年セキュリティラウンドアップ』

2015年2月26日 22:40

狙われる企業、ボーダレス化が進むサイバー攻撃 - トレンドマイクロ2014年セキュリティラウンドアップ

狙われる企業、ボーダレス化が進むサイバー攻撃 - トレンドマイクロ2014年セキュリティラウンドアップ
トレンドマイクロは、2014年セキュリティラウンドアップを発表した。これは、2014年の1年間の日本国内および海外のセキュリティ動向を分析したものである。

まずは、冒頭の「総括」から紹介したい。サイバー攻撃により、大規模な情報流出などが発生している。その結果、大きな金銭的な被害が発生している。問題はそれだけではない。社会的信用の失墜、さらには企業活動の継続にも支障をきたすことさえある。このような二次被害が相次いでいる。


米国の事例では、12月の映画製作・配給会社へのハッキンググループによる極秘情報の侵害である。その損失コストは100万ドルと試算された。また、6月にはIT企業のクラウド上に保存された顧客データがバックアップごと消失し、企業活動の停止、さらには廃業にまで至った。国内では、教育関連企業の2900万人の個人情報の流出が記憶に新しい。教育関連企業では、流出した顧客に対し迷惑料などの対策費用で260億円を計上することとなった。また、ネット通販サイトでは、サイバー攻撃の結果、通販活動ができない状態が続くケースも報告されている。

フィッシング詐欺というと、昔のサイバー攻撃という印象がある。

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