2015年2月27日 08:00
PTC、「Creo 3.0」の「Unite Technology」をデモンストレーション
PTCはこのほど、2014年12月に正式版をリリースしたCADソフト「PTC Creo 3.0」のデモンストレーションをメディア向けに行った。
PTC Creo 3.0は2014年6月に発表された新バージョン。他社データも取り扱えるようになった「Unite Technology」とアイディアを具現化する「Empowering Innovation」、細部の機能改善を図る「Core Productivity」が主な特徴となる。
Creo 1.0では、Any Role AppsやAnyMode Modeling、Creo 2.0ではAnyBOM Assemblyと、様々な課題克服を行ってきたPTCだが、3.0で最大の懸案ともいえる「AnyData Adoption」を実現できたとするのは、PTCジャパン CADインダストリー BDM ディレクターのグレッグ・ブラウン氏。
AnyData Adoptionは、Unite Technologyによって実現したものだが、「もちろん、こうした対応で全ての課題がなくなったわけではない」(ブラウン氏)。ただ、純正ツールを導入するだけで他社ファイルも取り扱えるようになったことは、多くの企業にとって大きな変革といって良いだろう。