長崎県・森きららに、新たにツシマヤマネコが来園
○「とらばさみ」に足をはさまれているところを保護
このツシマヤマネコは、対馬野生生物保護センターからやってきた、No.70(オス/5歳以上)。2010年8月に「とらばさみ」という罠に足をはさまれているところを保護され、野生復帰を目指して治療が続けられてきたという。
環境省では、絶滅危惧種のツシマヤマネコの保護を図るため、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)」に基づく保護増殖事業を実施。その一環として、日本動物園水族館協会に依頼し、国内の計9施設において飼育下繁殖事業に取り組んでいる。No.70は、2010年8月に長崎県対馬市豊玉町で脚を負傷した状態で保護され、対馬野生生物保護センターにおいて治療を行っていた。
現在は、定期的な傷口の確認を行うなどの飼育管理を行えば積極的な治療はほぼ必要ない状態にまで回復しているが、野生復帰させた場合には傷口が悪化する可能性が高いという。そのため、飼育下におけるファウンダー(野生由来で、繁殖のため飼育下に導入し、繁殖に成功した個体)候補として同園に移動することなった。
同園では、傷口が悪化しないよう地面にバーク堆肥と木チップを敷き、毎日掘り起こしてふかふかの状態にしている。
また、高い場所やフェンスにのぼることができないように、No.70が暮らす部屋の改良も実施。同園で元気に暮らし、繁殖にも貢献してくれることを願いながら毎日の飼育を行っているという。同園では、「No.70や、ほかのツシマヤマネコたちの繁殖への取り組みを応援してください!」とコメントしている
同園の所在地は、長崎県佐世保市船越町2172番地。
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