新ソフト「写真」を含む「OS X Yosemite」開発版のパブリックベータ開始
パブリックベータ版の試用を希望するMacユーザーは、OS X Beta Programのサイトでベータプログラムに登録するか、登録済みの場合はApple IDを使ってサインインする。OS X Yosemite Public Beta Guideの説明に従って、バックアップを作成し、次に「Beta Access Utility」をダウンロードして、YosemiteBetaAccessUtility.dmgをダブルクリックして実行する。Macがベータプログラムに登録され、自動的にMac App Storeが起動し、アプリケーションのチェックが完了すると利用できるアップデートに「Pre-release: OS X Yosemite 10.10.3 Public Beta (14D87p)」が表示される。パブリックベータ版をインストールしたら、通常版へのバージョンダウンはできない。
「写真」はiPhotoのフォトライブラリを取り込んで使用する(複数ある場合は、その内の1つ)。引き続きiPhotoも使えるが、「写真」で行った変更や編集はiPhotoには反映されず、逆も同様だ。Apertureライブラリも「写真」に取り込めるが、プロジェクトがアルバムに、スターレート/カラーラベル/フラグなどがキーワードに変換され、その他のIPTCメタデータは「写真」で表示されず、カスタム・メタデータ・フィールドは「写真」に移行しないので注意が必要。Apertureも引き続き使用できるものの、変更や編集は「写真」に反映されず、「写真」での変更や編集もApertureには表示されない。