TI、IoT向け複数規格対応無線マイコンプラットフォームを発表
Texas Instruments(TI)は2月26日、バッテリレスIoTコネクティビティを実現する「SimpleLink」超低消費電力ワイヤレスマイコンプラットフォームを発表した。
同プラットフォームは1チップで同一のRF設計を用いており、Bluetooth low energy、ZigBee、6LoWPAN、Sub-1GHz、ZigBee RF4CE、独自モードなど複数のワイヤレスコネクティビティ標準規格を柔軟にサポートする。これにより、エネルギーハーベストによるバッテリレス製品や、1個のコインセルバッテリで数年にわたって常時動作する製品を実現する。
同プラットフォームは、ARM Cortex-M3マイコン、フラッシュ/RAM、A/Dコンバータ、ペリフェラル群、センサ・コントローラやセキュリティ機能を1チップに内蔵した高統合製品。また、すぐに使用できるプロトコル・スタック群、TI RTOS、 Code Composer Studio IDE(統合開発環境)、開発ツール群、オンライントレーニングやE2Eコミュニティによるサポートなどにより、設計が容易となっている。
最初の製品は、Bluetooth Smart向けの「CC2640」