薩摩焼酎金山蔵の新商品発表会を開催 - 「薩摩の志士たちの志を感じて」
薩摩金山蔵は3日、都内にて「薩摩焼酎金山蔵」の新商品発表会を行った。「薩摩焼酎金山蔵」は、350余年にわたり掘り続けられた総延長120kmの坑洞内での貯蔵と黄金麹を使用してつくられたことが特長の「唯一無二」をうたう本格焼酎だ。
坑洞内は、夏19度・冬16度と年間を通して気温が一定で、紫外線による焼酎の変質を防ぐことができる湿潤な環境。焼酎香味成分の蒸発が少なく抑えられることで豊かな香りが残りやすく、結果としてまろやかで芳醇な焼酎を育むことができるという。
また「薩摩焼酎金山蔵」には、同社が選んだ「黄金麹」が採用されている。「黄金麹」は、泡盛麹が黒色から白色に自然変異する過程でうまれた麹。この黄金麹で仕込むことで芋の甘みが口の中に広がる味わいと華やかさを生み出している。
「金山蔵が世の中に出るまで10年。
当初、黄金麹を使った焼酎を飲んだ時は「じゃじゃ馬のようだ」と思いました。扱いにくいなと。ですが手をかけ貯蔵し3年がたった時、これは薩摩焼酎を語るにふさわしい1本だと確信しました。この風合いは白・黒麹では出せない黄金麹ならではのものです」(薩摩金山蔵株式会社 代表取締役社長 濵田雄一郎氏)