東京都や羽田空港にもあるカプセルホテル"ファーストキャビン"のココが進化系
カプセルホテルといえば、上段・下段に分かれたユニットがずらっと並ぶスタイルを思い浮かべる人が多いだろう。そんなイメージとは一線を画すカプセルホテルが「ファーストキャビン」である。"進化型カプセルホテル"と呼びたくなるほどの画期的なサービスを一つひとつ紹介しよう。
○二段式ではなく高さのあるキャビン式
そもそもカプセルホテルは法律上「簡易宿所」というカテゴリーで、カプセルは「個室」ではなく、おのおのの「ベッドスペース」という扱いとなる。つまり、「1室を多人数で共用する」形態だ。よって、各カプセルにはドアがなく鍵もかからない。
その意味で、「これは本当にカプセルホテルなのか? 」という施設が、今回紹介する「ファーストキャビン」である。筆者は"カプセルホテルの進化系"と捉えているが、二段ではなく上下の空間を確保し、通常のカプセルホテルのように屈(かが)むことなく自由に動ける「キャビン」を用意。
"キャビン型ホテル"とも言えるが、あくまでも簡易宿所のカテゴリーなので、キャビンの仕切りには鍵は設けられていない。
○羽田空港到着フロア内に設置
ファーストキャビンは、東京の3店舗(秋葉原・羽田・築地)