メリル・ストリープ、映画に込められた"希望"語る - 9.11後の世界に向けて
来日中の女優メリル・ストリープが5日、ディズニー最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)の記者会見に、赤ずきん役のリラ・クロフォードと共に出席した。
3年ぶり4度目の来日となったメリルは「おはようございます」と日本語であいさつし、「東京に戻って来られてうれしい。私たちがこの映画を楽しんで作ったように、日本のみなさんもこの作品を楽しんで愛していただきたい」と日本のファンにメッセージを送った。
そして、「ロブ・マーシャル監督になりかわって、彼だったらこう言うだろうということを言います」と、体調不良のため来日が取り止めになった監督に代わり、本作に込められた思いを告白。「スティーヴン・ソンドハイムとロブ・マーシャルは長い間、この映画化の企画を実現したいと思っていました。そして、9.11が起きて、オバマ大統領が国民や遺族に『あなたたちは1人ではない』『だれも1人ではない』という言葉を言った時に、この映画は作られるべきだと思ったそうです」と明かし、「この映画は"希望"と、強い人間関係からできる"強さ"を表している」と伝えた。
また、過去に何度か断ってきた魔女役を本作で受けたことについて、「今まで断ったのは、オファーが来た時に若過ぎたし、いい人過ぎた。