なぜ「白ロムiPhone」が人気なのでしょう? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『なぜ「白ロムiPhone」が人気なのでしょう?』という質問に答えます。
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「白ロム」は俗称で、契約情報が端末上のメモリ(ROM)に記録されていない携帯電話機を意味します。その反対に、契約情報が書き込まれている携帯電話機は「黒ロム」と呼ばれます。現在はSIMカードにより契約者情報を管理されているため、SIMなしの状態が「白ロム」です。つまり、「白ロムiPhone」はSIMカードなしで販売されている中古/新古端末です。
白ロムiPhoneが人気を集めている理由ですが、MVNOによる「格安SIM」が普及したためと考えられます。カードの形状と、その格安SIMが利用する通信回線(ドコモ/au/ソフトバンク)が一致すれば、SIMカードを挿入するだけで、キャリアショップで購入した端末と変わらない感覚でiPhoneを利用できます。
利用するSIMカード次第では通信量や通信速度の制限を受けるものの、格安SIMのデータ通信料はおおむねドコモ/au/ソフトバンクより低く設定されているため、iPhone利用に関するトータルの出費を抑えることができるというわけです。