スズキ、ハンガリーで新型SUV「ビターラ」のラインオフ式典を実施
スズキはこのほど、ハンガリーの子会社マジャールスズキにて、新型SUV「ビターラ(VITARA)」のラインオフ式典を5日に実施したと発表した。式典にはハンガリーのヴィクトル・オルバーン首相、小菅淳一ハンガリー駐箚特命全権大使らの来賓を迎え、同社からは鈴木修会長兼社長が出席している。
新型SUVビターラは、同社が「ジムニー」や従来の「ビターラ(日本名 : エスクード
)」で培ってきた本格四輪駆動車やクロスオーバーSUVとしての資質を受け継ぎながら、デザイン、走行性能、安全性能、環境性能など、あらゆる面で進化させた新しいコンパクトSUV。走行性能を追求しただけでなく、ユーザーのライフスタイルを反映できるクルマとして開発されている。
新型ビターラは、1.6Lのガソリンもしくはディーゼルエンジンを搭載(欧州仕様)し、新世代4WDシステム「ALLGRIP」をはじめ、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システム「レーダーブレーキサポート」や、レーダーで前方車両との距離を測り自動で加減速するアダプティブクルーズコントロールなどの先進技術が採用されている。
同社は、ビターラを世界戦略車としてハンガリーをはじめ、欧州全域に供給するだけでなく欧州外にも輸出する予定で、初年度の生産台数は7万台を計画している。