EXILE ATSUSHI、“人生のどん底”救った一冊を明かす「今の活動にも…」
EXILE ATSUSHIが23日、「読書の日2020」企画のPRのため、杉良太郎とAKB48の向井地美音とともに東京・霞が関の法務省を訪れ、上川陽子法務大臣を表敬訪問した。
同企画は、「読書の日」である10月27日から11月9日までの「読書週間」の取り組み。コロナ禍において、特別矯正監及び矯正支援官の矯正施設訪問ができない中、それに代わる試みとして、特別矯正監、矯正支援官らが受刑者らに推薦図書を紹介するためポスターを制作。おすすめの1冊の紹介を通して、被収容者の改善更生を応援する。
ATSUSHIは、2015年4月より矯正支援官として、刑務所や少年院などの矯正施設を視察し、受刑者に講話や歌唱をするなど、矯正・再犯防止のために活動。「1日の中で、テレビを見る時間と読書が唯一、施設内での娯楽だと思いますので、僕らのこういった企画で少しでも、人生をいいほうに転換するきっかけになってもらえたら、今回の企画が有意義なものになるのではないかなと思います」と語った。
そして、自身は『なぜ生きる』(著:明橋大二/伊藤健太郎、監修:高森顕徹)をおすすめ。「2006年に自分自身がすごく芸能活動に悩んだりしている中で、声帯ポリープができたりして、人生のどん底じゃないですけど、今後どうしていったらいいのか迷ったいたときに、ある尊敬している方に勧められて読んで救われたので、施設の中にいるみなさんのきっかけになってくれれば。