金子恵美が目指す“女性が輝ける社会” テレビ出演で痛感した発言の難しさも語る
●政治家経験を生かして「架け橋として活動していきたい」
元衆議院議員で現在コメンテーターとして活躍している金子恵美氏が、2016年に世間を騒がせた夫で元衆議院議員・宮崎謙介氏の不倫騒動の真実を、著書『許すチカラ』で告白。また、女性が輝ける社会に向けての提言や今後の活動についても言及している。このたび金子氏にインタビューし、自身の活動について話を聞いた。
政治家は引退したものの、日本の未来、特に女性が真に輝ける社会に向けて、自身の経験を生かして活動したいと考えている金子氏。同書では、少子化問題について今後どのような対策が必要か提言しており、また、女性の出産適齢期についても訴えている。
金子氏は「自分のキャリアを極めたいという方がいてもいいと思いますが、我慢している、例えば子供を産みたいという気持ちが少しでもあるならば、どちらもかなえられる社会であるべきだと思います。仕事があるから子供を我慢とか、本当はもっと仕事をしたいのに家庭があるから我慢するとか、そういう我慢を私はしてほしくないんです」と強い思いを述べ、「行政や政治のサポートが不十分であるがゆえにできてないというところを、政治家経験者として意見していきたい」