テニス・錦織圭がラオニッチに勝利するも、日本はデビス杯でカナダに敗れる
男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ ワールドグループ1回戦」の大会3日目が日本時間3月9日、カナダ・バンクーバーにて開催され、カナダと対戦していた日本は惜しくもトータル2勝3敗で敗退し、2年連続のベスト8進出はならなかった。
各国の代表選手4名で戦う「デビスカップ」は、初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合、3日目にシングルス2試合を行い、3試合先取した国が勝利となる。出場国はレベルによってグループ分けされており、日本は最もレベルの高い「ワールドグループ」に所属している。
日本は初日、伊藤竜馬選手が世界ランキング6位のミロシュ・ラオニッチ選手に完敗するも、エースで世界ランキング4位の錦織圭選手がシングルス2試合目に勝利して1勝1敗で終えた。2日目のダブルスはセットカウント2-3で惜敗し、1勝2敗でガケっ縁に追い込まれた。
そして迎えた3日目のシングルスは、日本が錦織選手、カナダがラオニッチ選手という「エース対決」で幕を開けた。第1セットは錦織選手が3-6で落とすも、第2セットでこの日初めてのブレークを奪い、そのまま6-3で押し切りセットカウントはタイに。第3セットは錦織選手得意のラリーが冴(さ)