マイクロソフト、Dynamics CRM Onlineも国内データセンターから提供
日本マイクロソフトは3月9日、日本市場におけるクラウド事業強化の一環として、統合型CRMアプリケーションサービス)「Microsoft Dynamics CRM Online」を日本国内のデータセンターから提供開始したと発表した。
同社は法人向けパブリッククラウドサービスとして、すでに「Microsoft Azure」(クラウド・プラットフォーム)と「Microsoft Office 365」(クラウド・プロダクティビティ・スイート)を国内のデータセンターから提供開始している。今回、同社のパブリック・クラウド・サービスの中核となるAzure、Office 365およびDynamics CRM Onlineの3サービスを日本国内のデータセンターから利用可能となった。
国内データセンターからのサービス提供開始に伴い、日本生命が、不動産部の営業支援システム(SFA)としてDynamics CRM Onlineを約100ユーザーへの導入を決定したことが発表された。
日本生命不動産部は、Microsoft Accessを基盤とした社内システムで営業担当者の案件や商談、顧客訪問記録を管理していた。