働く人々のうつ病率、日本は10%、韓国は7% ‐ 16カ国中1位は?
ルンドベック・ジャパンはこのほど、「職場でのうつ病の影響調査」の結果を発表した。同調査は2014年2月、ルンドベック社が世界16カ国(日本・英国・オーストラリア・南アフリカ・トルコ・米国・スペイン・カナダ・フランス・デンマーク・ドイツ・ブラジル・メキシコ・イタリア・韓国・中国)にて、オンラインパネルを使用して実施したもの。各国、過去12カ月において従業員もしくは管理職であった16~64歳の成人・約1万6,000人(16カ国合計)を対象としている。
まず「うつ病の影響」について調査を実施。日本を含む16カ国において「うつ病と診断されたことがある人の割合」を調査したところ、「英国」が27%で最多となった。2位以下には「オーストラリア」「南アフリカ」(同率26%)、「トルコ」「米国」(同率23%)があがっている。日本は14位と他国に比べて低いものの、10人に1人がうつ病経験者ということが判明。16カ国中14カ国は10%を超えており、うつ病は国際的な問題であることがうかがえる。
アジアでは、韓国が15位で7%、中国は16位で6%となっている。
次に、日本のうつ病経験者に対して「うつ病が原因で仕事を休んだことがあるか」