カンタス、747-400初号機で世界最短10分飛行のラストフライト動画を公開
カンタス航空(本社: オーストラリア)は3月8日、世界最長飛行記録を持つ747-400初号機で、世界最短飛行を目指すラストフライトを実施し、その動画を公開している。
同社のこの機材(機体記号「VH-OJA」)は1989年8月に導入されたもので、その年の8月16日~17日に、ロンドンからシドニーまでの20時間9分5秒という世界最長飛行記録を樹立した。3月8日には、この最長飛行記録を持つVH-OJAで世界最短記録となる10分のフライトを、シドニー空港~イラワラ空港間で行った。
なお同機は3月15日に、イラワラ空港近くにある航空機復元協会(Historical Aircraft Restoration Society)に寄贈されるという。