オリンパス「AIR A01」実写レビュー - ミラーレス一眼の高画質にスマホの機動性を加えた新しい形
●スマホでマイクロフォーサーズのレンズが使える!!
スマートフォンのカメラがどんどん進化した結果、日常の撮影にはほとんど困らないレベルに到達した。iPhone 6 Plusに光学手ブレ補正が搭載され、光学3倍ズーム搭載のASUS ZenFoneZoomが発表され、カメラ好きの筆者でさえ、もうほんとにスマホでいいのではと思えてきた。しかし、冷静に考えるとデジカメの優位性は、センサーサイズの大きさによる高感度撮影時のノイズの少なさ、画素数ではなく画質の良さ、超広角や超望遠が使えることなど、まだまだあるではないか。
スマホと連携して、これを実現しようとしたのがソニーのレンズスタイルカメラ「QX1」である。APS-Cサイズセンサーを搭載して、同社のEマウント交換レンズを装着する。レンズを含まないカメラ部のサイズは幅74×高さ69.5×奥行き52.5mm、約158gとなっている。
これに対してオリンパス「AIR A01」はマイクロフォーサーズの交換レンズに対応して、幅56.9×高さ57.1×奥行き43.6mm、約147gとよりコンパクトで軽い。どちらのカメラもスマホとWi-Fiで接続して、スマホの液晶モニターを利用して撮影する新発想のデジカメである。