東芝燃料電池システム、山口県周南市で純水素型燃料電池の実証実験を開始
同社が開発した燃料電池は、出力700W、発電効率50%を実現。また、水素をそのまま燃料とするためCO2を全く発生させずに発電できるほか、1~2分で発電を開始することができる。
今回の実験では、水素によって発電した電気を、施設の照明や空調などに利用し、発電時に作られた温水を、動物や野菜の洗浄用シャワーに利用する予定。
東芝燃料電池システムは、同実証実験によって2017年までに稼働データを収集するとともに運転方法や適用メリットを検証し、さらなる効率化を図っていくとしている。