ITで「ワクワクする未来」を創る ― リクルートテクノロジーズが自然言語処理で生み出したものとは
○どれだけワクワクした世界を実現できるかを考えているATL
リクルートグループ各社の現在・将来のニーズを見据えて、競合優位性の高いIT・ネットマーケティング基盤を開拓、ビジネス実装しているリクルートテクノロジーズ。彼らは「リクナビ」や「SUUMO」といったウェブサービスの開発やインフラの構築、運用、そして様々なカスタマーの行動履歴といったビッグデータのデータサイエンスなどを手がけている。
その中でも、先進技術のR&D(Research and development)を行っている研究開発機関がATL(Advanced Technology Lab)だ。グループ全体で次世代をリードするための、という目的だけではなく、「どれだけワクワクした世界を実現できるか」も視野に入れているのが特徴だ。
他の事業会社もそれぞれR&Dを行っているが、ATLが手がけている分野は脳波インターフェースなど、すぐには実用化できるか分からないが、将来的に事業化できるかもしれないといった技術を追いかけている。中にはものにならない技術もあるかもしれない。しかし先乗りすることで、いざそれが流行った時に一歩も二歩も先んじられることを目的としている。