「ワイヤレス給電」とは - いまさら聞けないスマートフォン用語
***
ワイヤレス給電は、非接触/無接点で電力を供給する技術の総称です。金属接点を使わないため、端子やコネクタ、電源ケーブルが不要なことが最大の特徴でありメリットです。電動歯ブラシなど消費電力が小さい機器向けには以前から実用化が進んでいますが、従来技術ではスマートフォン向けとしては供給電力が小さく、より大きな電力を供給できる規格の策定が進められてきました。
民生機器向けワイヤレス給電の技術は、「電磁誘導方式」と「磁気共鳴方式」に大別できます。
前者はすでに製品化が進められており、ワイヤレス・パワー・コンソーシアム(WPC)が中心となり策定された「Qi(チー)」と、パワー・マッターズ・アライアンスの規格(PMA)が知られています。
スマートフォンの分野では、ここ日本ではQiが先行しています。Nexusシリーズに採用されているほか、NTTドコモがAndroid端末に「おくだけ充電」として採用を進めています。WPCには多くの日本メーカーが参加しており、飲食店にQi対応の非接触充電マットを設置する試みも行われています。
MR方式では、アライアンス・フォー・ワイヤレス・パワー(A4WP)が策定した規格が有望視されてきましたが、2015年中頃をめどにPMAとの統合が発表されています。PMAとA4WPは基づく技術方式が異なりますが、単一規格とはせずそれぞれの長所をオプション化し、利用シーンに応じて最適な技術を選択できるようにする方針です。
しかし、NTTドコモの2014-2015春冬モデルに「おくだけ充電」対応端末が見られなかったように、急速に普及する気配はありません。これは、需要が少ないというより、現行のQi規格が急速充電に対応していないため、大容量バッテリーの充電には時間がかかってしまうことが原因と推測されます。
もっとも、Qiを例にすると、15W給電を可能にする新仕様(Volume II Middle Power)が策定され、2014年末には対応チップの提供も開始されていますから、再び対応端末が増える可能性はあります。他の方式/技術も給電力の増強に力を入れていることから、長期的にはワイヤレス給電が普及していくと見てよさそうです。
(記事提供: AndroWire編集部)
提供元の記事
関連リンク
-
new
「総理をやったあと何を」木原官房長官、岸田元首相をイジって謝罪…高市首相の側近に党内から「増長」「天狗」の呆れ声
-
new
「無理してる感凄かった」紅白4度出場“早大卒”歌手 うつ病を初告白…活動休止前に心配されていた多忙ぶりと“レコ大での異変”
-
new
「キレイになって夫を見返したい!」その一心でママ友の高額ヨガ教室に通い始めた妻…夫婦のすれ違いが発端で思わぬトラブルに巻き込まれていく!
-
new
「ただの危険人物」有名実業家 ちいかわパークで着ぐるみに絶叫しながら突撃も“迷惑行為”と波紋…スタッフの制止もなく“二次被害”の懸念
-
new
産後ケアホテルから戻った後…妻に“異変”?夫「な、なにかあった?」次の瞬間⇒夫がみるみる青ざめたワケ