くらし情報『アラフォーで結婚する2人へ (12) 今から意識しておきたい、"収入の谷"を乗り切るセカンドキャリア』

アラフォーで結婚する2人へ (12) 今から意識しておきたい、"収入の谷"を乗り切るセカンドキャリア

アラフォーで結婚する2人へ (12) 今から意識しておきたい、"収入の谷"を乗り切るセカンドキャリア
35歳以上の結婚・出産が増えています。人生の持ち時間は長くなったけれど、生涯収入の手取りは減少傾向、社会の変化も激しい時代です。常識にとらわれ過ぎないお金との向き合い方を考えます。

○年金生活の前に魔の5年間

前回、「公的年金はどれくらい頼りになるか」について書きました。正社員の共働きならそこそこ頼りになる、片方がパート、無職、自営業だと正社員夫婦よりは厳しい、どちらも自営業なら、公的年金に上乗せする自己資金の準備に相当の自助努力が必要だと説明しました。そして実は、公的年金を受け取ってのセカンドライフの前に、かなり厳しい5年間が存在するのです。

会社員だった人が受け取る公的年金の支給開始年齢=受け取り始める年齢は、60歳から65歳への引き上げが進められています。昭和16年(女性は昭和21年)4月1日以前に生まれた人は60歳から年金を受け取っていますが、それ以降に生まれた人は生年月日に応じて支給開始年齢が段階的に引き上げられ、昭和36年4月2日以降生まれの男性と、昭和41年4月2日以降生まれの女性は、65歳からの支給です。
つまり、今年4月以降に54歳になる男性および49歳になる女性よりも年下の人は、65歳からの支給です。

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