くらし情報『TI、Fly-Buck機能搭載の65V同期整流降圧コンバータを発表』

TI、Fly-Buck機能搭載の65V同期整流降圧コンバータを発表

TI、Fly-Buck機能搭載の65V同期整流降圧コンバータを発表
Texas Instruments(TI)は、フォトカプラを使わずに最大15Wの絶縁型電源機能を提供する65V同期整流降圧コンバータ「LM5160A」を発表した。

同製品は同社の「Fly-Buck」電源製品ラインアップの新製品で、3相ACモーター駆動回路、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)、スマート・メータ、再生可能エネルギー、グリッド・インフラストラクチャ、FA(ファクトリオートメーション)、POE(Power over Ethernet)、IPカメラ、電気自動車などの産業機器や車載機器の電力密度向上のほか、大電力の要求に対して効率的で信頼性の高い対応を可能にする。

同製品はループ補償を不要にし、高速過渡応答特性により高い降圧比をサポートする、コンスタントオンタイム制御機能を採用している。入力電圧範囲が4.5V~65Vと広く、非絶縁型の電源設計で正負2電源レールの生成や、絶縁型の電源設計でシングル/マルチ出力の生成を可能にし、従来のフライバックを使用した設計に比べ、基板専有面積の低減と設計の簡素化を実現する。

同製品は量産出荷中で、1000個受注時の単価(参考価格)は1.80ドルとなっている。

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