2015年3月13日 11:30
お薬手帳がより便利に"進化"したアプリ「お薬手帳プラス」が便利でビックリ
病院や調剤薬局などにお世話になったことがある人ならば、持っている人も多いであろう「お薬手帳」。ただ、その電子版の存在は意外と知らない人もいるのではないだろうか。すべての都道府県で調剤薬局を運営している日本調剤が展開する電子版のお薬手帳アプリ「お薬手帳プラス」を実際に使ってみたので、その特徴や感じたことをレポートしよう。
○「お薬手帳」ってなに?
私たちは体調を崩したとき、さまざまな薬を用いて健康体に戻ろうと努める。時には医療機関にかかって、医師から複数の薬を処方してもらうこともあるだろう。ただ、複数の病を患っていたりケガを負ったりしていた場合、処方される薬も増え、患者本人がそのすべてを覚えておくのは難しい。
そんなときに心強いのが、「お薬手帳」。処方された薬の名前や注意事項、飲み方などを専門の薬剤師が手帳に記録することで、どんな薬がどれくらい自分に処方されているのかがひと目でわかるようになる。
かかりつけとは別の病院にかかったときにも、この手帳を見せることで「今、こんな薬をこれくらい飲んでいて……」と本人の口から医師に説明するよりも確実だ。
お薬手帳があれば、薬局の薬剤師が薬の重複や飲み合わせなどを確認して調剤できるので、より安全に薬を受け取ることができる。