体に不調を感じたとき、家族よりもネットに頼る人が多いことが判明
ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントはこのほど、10代~60代以上を対象に実施した「病気に関するQ&Aサービスの利用状況」に関するアンケート調査結果を明らかにした。調査期間は2月20日~22日で、1,560件の有効サンプルを得た。
病気に関する悩みがあるか尋ねたところ、約半数が「ある」と回答した。体調に不調を感じたときにどうするか聞くと、「家族に相談する」「病院に行く」を抑え、59.6%が「インターネットで検索する」と回答した。
病気の悩みの解決におけるQ&Aサービスの利用経験があるか尋ねると、41.0%が「ある」と回答した。その理由を聞くと、「同じ病気を患った人の解決方法を知りたいから」が62.9%で最も多い。次いで「時間的にいつでも質問できる」「匿名で質問できる」などが続いた。
病気の悩みを相談できる人数について聞くと、22.5%が「0人」と回答した。
年代別に見ると、「誰もいない」と回答した割合が最も高いのは30代女性で、29.8%がそのように回答している。同社では、周囲に病気の相談ができる存在が少ないのも、インターネットで病気を検索したりQ&Aサービスを利用したりする理由の一つではないかと分析している。