第20回ADMアワード大賞は妖怪ウォッチ、日野氏「妖怪に次ぐ作品を発表したい」
優秀なデジタルコンテンツなどの製作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’14 / 第20回記念 AMDアワード」の授賞式が16日、東京・明治記念館にて行われ、同アワード最高賞である「大賞・総務大臣賞」を『妖怪ウォッチ』が受賞した。
今回優秀賞を獲得した9作品は、いずれも平成26年1月1日~12月31日までに注目された「最新のデジタル技術を駆使して制作されたデジタルコンテンツ」が対象。アニメ、ゲーム作品からは、小学生女児を中心に成年まで幅広い層に受け入れたれた『アイカツ!~アイドルカツドウ!~』や、国民的キャラクター『ドラえもん』を最新の3D技術で描いた『STAND BY ME ドラえもん』、『Ingress』、そして『妖怪ウォッチ』とが受賞した。
『妖怪ウォッチ』はゲーム、玩具、漫画などクロスメディアで展開され、小学生を中心に爆発的な人気を獲得。3バージョンで展開されたゲーム『妖怪ウォッチ2』は合計560万本、初の映画となった『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』公開16日間で興収54億円&動員数491万人と大ヒットを記録した。また、主題歌を担当したキング・クリームソーダ、Dream5が紅白歌合戦に出場するなど、2014年を象徴するコンテンツとなった。