2015年3月18日 07:00
MHLコンソーシアム、最新版superMHLの概要を発表 - 8K・120fpsが伝送可能に
MHLコンソーシアムとシリコンイメージは3月17日、都内で会見を開きMHL規格の最新版となるsuperMHLの概要とsuperMHL/HDMI 2.0ポート・プロセッサー「SiI9779」を発表した。
MHL(Mobile High-definition Link)は、Silicon Imageが開発した携帯機器向け高速映像伝送インタフェース規格。MHLを通じて、高精細なテレビモニタなどと携帯機器を接続し、両者を連動させてコントロールすることなどを可能とする。
superMHLでは最大8K 120fpsの映像を伝送可能となったほか、最大48ビットの色深度、HDRへの対応も実現。オーディオ形式はDolby Atmos、DTS-UHD、3Dオーディオなどに対応した。加えて、充電機能は最大40Wまで向上したほか、USB Type-C仕様向けMHL Alt Modeが追加された。同技術を活用することで、複数のMHL対応機器を接続して1つのリモコンで操作することや、1台の機器から複数のディスプレイへコンテンツを出力することが可能となる。
また、会見では新しいリバーシブルsuperMHLコネクターも発表された。