16年卒就活生の5割以上が「大手狙い」 - 「内定を取る自信あり」も半数越え
ディスコは17日、2016年3月卒業予定の学生を対象にした「3月時点の就職意識に関する調査」の結果を発表した。調査時期は3月1日~5日、回答者は全国の大学3年生及び理系大学院修士課程1年生1,429人。
○就職活動、7割が「楽しみたい」
「1人あたりのエントリー社数」は平均23.4社。「セミナー・会社説明会での平均参加社数」は14.6社で、そのうち半数強の7.4社が合同開催と回答している。
「就職活動の中心としている企業規模」を尋ねたところ、「大手企業」(32.1%)、「業界トップの企業」(18.8%)で、「大手狙い」の学生の合計は50.9%と過半数にのぼった。
「就職活動で困っていること」については、「エントリーシート」(61.8%)、「志望先の選定(企業選び)」(61.0%)、「面接対策」(57.9%)が続いた。
「就職活動に臨む心境」について、「楽しみたい」は74.8%、「面倒くさい」は25.2%と、前向きな学生が多数を占めた。「内定取得」については、「内定を取れる自信がある」が52.7%、「自信はない」は47.3%と別れた。
「時期」については「早く終えたい」は63.7%で、「じっくり取り組みたい」(36.3%)を上回った。