LG、カク付きやティアリングを軽減する「FreeSync」対応のゲーム向け液晶
LGエレクトロニクス・ジャパンは18日、アスペクト比が21:9のゲーミングディスプレイ「34UM67-P」と「29UM67-P」を発表した。4月上旬より順次発売を予定し、価格はオープンで、店頭予想価格は34型の「34UM67-P」が税別90,000円前後、29型の「29UM67-P」が税別56,000円前後。
AMDのディスプレイ表示技術「FreeSync」に対応した液晶ディスプレイ。「FreeSync」は標準化団体VESAにより"Adaptive-Sync"として標準化された技術で、GPUがフレームを描画するフレームレートに合わせて、ディスプレイに映像を表示することで、画面が分割されたように表示される「ティアリング」やカク付き「スタッタリング」を低減し、なめらかな画面表示を実現するという。「FreeSync」の利用に当たっては、「FreeSync」対応GPUやAPUのほか、ドライバが必要となる。
また、グラフィックスから送信された映像信号を、ディスプレイのスケーラーチップを通さずに、直接画面に出力する「DAS (Dynamic Action Sync)モード」を搭載し、タイムラグを抑えた素早い画面表示が行えるとする。