キヤノンソフト、Webアプリ自動生成ツール「Web Performer」の最新版
キヤノンソフトウェアは3月19日、Webアプリケーション自動生成ツールの最新版「Web Performer V1.4.2」の発売を開始した。
同製品は、登録画面からスキーマ情報として「データモデル」、画面情報として「入出力」、必要に応じて業務フローとして「ビジネスプロセス」の3つを定義することで、Webアプリケーションを自動生成する。
最新版では設計機能が強化され、これまでの設計書出力機能(リポジトリ定義内容のExcel形式出力)に加えて、GUI操作で画面遷移図の作成が可能となった。これにより、瞬時にシステム全体の画面遷移状況が把握できるため、システム開発とメンテナンスにおける生産性が向上する。
また、Webアプリケーションの対応環境に、PostgreSQLとCentOSが追加された。
そのほか、Webアプリケーションにワークフロー機能を実装するためのオプション機能を強化し、ワークフロー機能における案件情報の閲覧権限を部門、ユーザーそれぞれに設定できるようになった。
閲覧権限は起案・承認部門を基本とし、他部門へ人事異動となった起案者・決裁者の閲覧権限を自動的に制御することで、部門意思決定にまつわる決裁書の閲覧セキュリティを確保する。