「Pepper」が全国のみずほ銀行に順次導入、店舗での接客に活用
みずほ銀行とソフトバンクロボティクスは19日、ソフトバンクロボティクスとALDEBARAN Robotics SASが共同開発した感情認識パーソナルロボット「Pepper」を、全国のみずほ銀行店舗に順次導入していくと発表した。2014年9月時点での同行国内店舗は本支店421、出張所40。
みずほ銀行とソフトバンクロボティクスは、次世代チャネルの構築を目的として、みずほ銀行店舗での接客に活用することを合意。2015年7月から、一部の店舗で試行を開始する。
「Pepper」には、みずほ銀行専用のアプリケーションを搭載。みずほ銀行では、金融関連情報の紹介や待ち時間に楽しめるエンタテイメントの提供、既にコールセンターで活用を開始している人工知能技術と連携させたインタラクティブな応対などを通じ、ユニバーサルコンシェルジュとしての活用を展望する。
ソフトバンクロボティクスは、これまでのソフトバンクショップや2014年に発表されたネスレ日本での導入などに続き、銀行での導入を通じて「Pepper」の活用の幅を広げ、さまざまな分野への展開を目指すという。