クリエイターが語る「Photoshopと私」 (4) チームラボ ビジュアルディレクター/CGアニメーター・寺尾実さん & Web/UI/UXデザイナー・田村渡さん
写真編集ソフトの定番「Photoshop」が、今年で25周年を迎えます。そこで、フォトグラファーやデザイナー、イラストレーターなど、このソフトを愛用している各界のクリエイターに、アニバーサリーイヤーを記念して、ご自身とPhotoshopに関するエピソード、そしてPhotoshopへのお祝いの言葉を寄せていただきました。
今回ご登場いただくのは、Webデザイン・現代アートの領域をまたいで活動している"ウルトラテクノロジスト集団"「チームラボ」のクリエイティブ部門より、ビジュアルディレクター/CGアニメーター・寺尾実さんとWeb/UI/UXデザイナー・田村渡さんです。
――はじめて触れたPhotoshopのバージョンと「第一印象」は?
寺尾さん:
はじめてのバージョンはPhotoshop 3だったかと思います。触れる前は、とにかく何でも出来る夢のツールのように思っていました。でも、実際に触ってみると、頭の中で想像していたものが画面の中に実現されるだけなんだと分かりました。そして、使っていくほどに、頭とツールがどんどんリンクしていき、いつの間にか、手描きの時間が少なくなっていったのを覚えています。